目的:ワッシャー 外径9mm 内径5.5mm 厚さ0.5mm を作りたい。
不具合:
・スライサーソフトがデータ(.obj)を取り込まない。
・プリントしたワッシャーを剥がしにくい。
解決策:
・データは、.objではなく、.stl にする。
・剥がす際には、彫刻刀(平)を使う。
・更に、ワッシャーを接近させてプリントすると取り扱いが便利。
経緯
ワッシャーのデータを.obj形式で保存し、スライサ(CURE)で読ませたところ、エラー。
Failed to load (読み込み失敗)となり、データが現れない。
元のデータは、ワッシャー一枚。
なぜ読めない? 厚さをいろいろ変えてみたが取り込まない。
結局、3D CAD(DSM)のデータを.stlで保存してからCureで読ませたところ取り込めた。
(.stl形式もいろいろ問題があったので、.obj形式での保存を主にしていた。)
剥がす際に
付属のスクレーバーでは剥がしにくい。
彫刻刀の平刃を使うと楽に取れる。
ただし、外す際に跳ね飛ぶので注意。
(定着面を傷付けないように剥がすことは当然。)
ワッシャーを隣り合わせて配置させ、プリントさせてみた。
すると、剥がすときに跳ね飛ぶことなく、一連になって剥がれる。
分離も、バリ取りのように簡単。
使うときに切り外すようにすれば、保管が容易。
主なスライサー設定データ(変更点)
Layer height 0.1 mm
printing temperature 220℃
Build Plate Adhesion Type Skirt
ワッシャーデータ
データダウンロード> washer.zip (.stl .obj .rsdoc)