部品を作ることが、3Dプリンターを購入した目的
ここ数日で得た知見で、使えるねじのデータをつくるろう。
ねじは、横で印刷するか、立てて印刷するか。
M4 ヘックスねじ
DS Mechanical経由でダウンロードした M4ねじ。
これをいつでも作って使えるようにしたい。
もちろんPLA樹脂でプリントするということ。
scaraさんの製作 いいねさせていただきました。
https://grabcad.com/library/m4-screw-1
ヘックスヘッド(内部六角)で締め付けが楽。 強度的に見ても部品として実用的に使えると思う。
いつでもプリントできるデータを作る
BIQU 3Dプリンタを、ネジ製造機とする。
とりあえずネジ製造機とすれば、使用機械じゃなくて使用機会が増えるし、実用的だし。
いつでもねじをプリントできるデータを作る。 つまり、部品製造機としての本格運用だ。
ねじの歩留まりを上げる。
3D印刷したネジを使うには、バリ(サポート材等)を取らなければならない。
バリが多すぎると、ダイス(ネジ切り)が必要になる。
横が良いのか、立てたほうが良いのか。
とにかくやってみる。
横置き
横置きサポート取りが面倒。 頭の六角くぼみ内のサポートが、なかなか取れない。
一部定着が悪かった。
頭を下にする
頭部(底面)のサポートが取れない。
ヘッドをカットしないと、六角が現れない。
頭を上にする。
想定外にサポート材が多い。
4本まとめて、頭を上にしてプリント
ヘッドはきれいに形が出ている。 ただサポートが円周上にできる。
結局、どれも部品としては使えない。 強度不足。
横置き、頭部を上、頭部を下にしてプリントしたM4サイズねじ。
縦置きは、非常に強度が弱い。
少しの力で、頭が取れてしまう。
断面を見ると、厚みがある。 設計的には問題なさそう。
ネジ部だけで強度を確かめようと、ダブルナットで締めると、簡単に切れる。
アクリルねじも同じようなものだろうと、確認してみると、切れずにネジが壊れた。
横置きネジに関しては、縦置きよりも強そう。
ただし、整形が悪く。 金属ナットが滑ってしまい、スクリューが切れるまで強度をかけられなかった。
頭をプライヤで押さえて、蝶ネジを入れて回してゆくと、意外に強い。
バリがあるので、硬く回るが、明らかに縦置きよりも強い。
押さえていたプライヤの位置で止まる。 それ以上に力を加えたが、切れない。
もどしてみたら(この写真の状態でも戻せる。)切れずに伸びていた。
やはり、繊維の束のようになっていることがわかる。
蝶ネジの羽は、根本から折れるかと思うほどの力がかかったが、意外に丈夫。
いずれにせよ、このサイズでは、部品としての使用は無理があると感ずる。
模型には使えるかもしれない。
まー もともとそういうものなのでしょうが。 納得です。