障子をプリントしてみた。 3Dプリンタ印刷サイズの限界が分かった。 BIQU

フリーのデータ(STL形式)を探していたら、DMM.makeさんを見つけました。
DMM.make というサイトは、3Dデータをプリントしてくれるし、FREEデータもある。

作ったデータをアップロードして、形にしてくれるようです。
また、いろいろな形を製品として販売してくれます。
もちろん有料ですが、データだけなら無料ダウンロードできます。

障子が気になったので、ダウンロードしてプリントしてみよう。

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障子のフィギアというのでしょうか。 1/12スケールで150cm長

 

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ダウンロードした3Dデータ、 shouji.stl (by pecochin99)をクリックすると、Win10パソコンでは、3Dビュアーが起動して内容を確認できます。

 

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cure for BIQUで読み込むと、変な形。 どうやらスケールがあっていない(大きすぎる)ようだ。

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回したり、小さくしたりしても形が見えない。

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DSmechanicalでは普通に読み取れる。

これで、STLで保存しなおしてみよう。

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すると、今度はスライサー(cure for BIQU)で読み込めました。 
なぜか浮いた状態です。

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スライスできません。 回したりしてもだめ。 どうしよう。

 

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DSmechanicalでSTL保存する際に、単位の上書きをckしてセンチメーターを選んで保存。

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すると、スライサーで読み込んだ際に小さくなって、平面に着地しています。
どうやらZ軸から浮いているときは、サイズが大きすぎてスライスできないということのようだ。

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しかし、まだおかしい。 印刷時間00h 00minのわけがない。

実際にプリンターを動かしてみたら、温度が200度に達し、下がってくる。
しかし、床に触れることなく終了。

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もしかすると、厚みが薄すぎてスライスできないのかも。 もともと0.2mmしかないし。

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scaleを調整して、200%まで拡大すると、ようやく印刷時間が出た。 1分ではまだ薄いだろう。

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200%、300%、400%、470%でのプリント状況
490%まで拡大が可能だったが、だいたい感じがつかめた。
プリントの限界の一つを知った。

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かわいい感じのやぶれ障子ができた。 ペラペラでやわらかい。

 

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もともとのデータを厚くすれば良いかと修正にトライ。
けれど隅だけ厚くなりザルのようになってしまう。
今のスキルでは、まだ無理だ。