状況:2cm程度の小物を3D印刷。 単体ではOK
5個まとめて印刷すると、なぜか失敗。
原因:5個のうち一つが定着不完全であった。
このため、途中で外れてしまい、他を巻き込んですべて失敗する。
.gcode を分析したところ、一つだけ半分しか定着していない。
半分浮いている状況(黄色矢印)
スライサー上で移動、整列させているときにわずかに傾いたものと思われる。
教訓:まとめたときは、layer(レイヤ、重なり方)で定着状況を良く確認すること。
3Dプリントの基本方針
定着にBrim等を使えば外れにくくなるので失敗は無いと思う。
しかし、後処理が面倒。
一切仕上げをせず、プリント=完成を基準としている。
そのため、定着は Skirt を使っている。
Skirtは、プリント初めのヘッド周りのゴミを除去する段階となる。
また、Skirtの印刷状況をみて、ヘッドクリアランス、水平度が良くわかる。
良好なSkirt (スカート)状態